中学受験と習い事
中学受験生の多くが水泳やピアノ、英会話などの習い事をしています。
最近ではプログラミング教室やレゴ教室に通う子が増えています。
中学受験と習い事は両立できるのかは正解が見つからない永遠のテーマです。
5年生の夏休み前
大手中学受験塾の説明会に参加すると、5年生の夏休み前に習い事をやめる子が多いといわれます。
6年生はもちろん、5年生の夏休みも中学受験においては大切な時期です。
5年生の夏休みにがんばって勉強をして上位陣との差を詰めておかないと6年生になってから苦労します。
6年生の夏は中学受験生ならほぼ全員が勉強をするので、猛勉強しても予想以上に伸びません。
逆算して習い事を決める
賛否両論ありそうですが、5年生の夏休み前にやめやすい習い事を選択するという考え方もあります。
スポーツや吹奏楽のようなチーム要素の強い習い事は簡単にはやめられません。
また5年生の夏休み前にやめますと事前にコーチに伝えてしまうと、レギュラーに選ばれる可能性がかなり低くなるかもしれません。
ずっと黙っていたらチーム全体に迷惑がかかり、メンバーとの関係性も悪くなったという話もよく聞きます。
最後は家庭の方針
いろいろな意見がありますが、最後はやはり各家庭の方針で決めるしかないです。
文武両道を求める中学もあります。
大会結果によってはAO受験を取り入れている中学を選択するのもひとつです。
最難関に合格した子の中には6年生になってもピアノやバレエをやめたくないからと、1年生生から受験勉強をスタートしたそうです。
いろいろな習い事に挑戦して隠れた才能を見つけられるのも小学生の間だけです。
習い事を通して将来やりたことが見つかり、夢を実現するのに1番近い学校に合格するのが理想です。
編集後記
わが家も習い事を決めるときにアドバイスに従って団体競技は避けました。
もちろんめざす目標によって大きく考え方は違います。
子どもと一緒に将来を見据えて決めるのが1番いいでしょう。