教科書と教科書ワーク
書店に行くと教科書ワークがたくさん並んでいます。
内容をチェックするとイラストやシールがあったりと低学年の子でも楽しく家庭学習ができるように工夫がされています。
中学受験でも教科書と教科書ワークは役立つか考えてみたいです。
大学受験と教科書
大学受験では学校の教科書を基本書として活用している受験生が多いです。
数研出版のチャート式を使う受験生に聞いても、基礎力は教科書で身につけたという意見が多いです。
大学受験において教科書は今でも基礎の土台を形成する重要な位置付けにあります。
中学受験と教科書
中学受験になると教科書の位置付けが大学受験とは大きく異なってきます。
中学受験は難易度が年々増しており、4年生以上になるとママやパパが教えようと思っても、問題を理解するだけで一苦労です。
大手中学受験塾の説明会でも、ママやパパが小学生だった頃の中学受験とは同じレベルだと思わないように繰り返し注意されます。
残念ながら教科書や教科書ワークで今の中学受験の基礎力を身につけることは困難かもしれません。
中学受験における基礎学力
中学受験と学校の勉強は別物だと考えた方がいいでしょう。
中学受験の基礎学力を身につけるための参考書や問題集はたくさん出版されています。
迷ったら定番のものを選ぶことをおすすめします。
1番間違いがないのは1年生から大手中学受験塾か通信教育を利用することです。
SAPIXも3年生までは週1回と習い事感覚で通塾することができます。
算数が好きであれば新2年生からはフォトン算数クラブの飛び級コースも併用して、最難関中学をめざすための高いレベルの基礎学力を身につけるのもおすすめです。
通信教育も学校や習い事の隙間時間を有効活用できるのでおすすめです。
編集後記
春休みに教科書ワークを少しだけ取り入れましたが、数日で1学年分が終わってしまいました。
問題集を解き終わる達成感を体験させたり、スモールステップで自学自習を身につけるために教科書ワークを活用するのは有効です。