下位クラスからの逆転
大手中学受験塾は下位クラスも上位クラスも同じテキストを使うところが多いです。
各クラス専用の補助プリントが配布される塾もあります。
某塾の説明会に参加し、下位クラスから上位クラスに上がるのは想像以上に困難だとわかりました。
塾のシステムが下克上を不可能にしています。
テキストが同じとはいえ
テキストが同じとはいえ、授業で扱う問題レベルがクラスにより大幅に違います。
下位クラスは基礎レベルのみです。
上位ラクスになると基礎レベルだけなく応用問題を扱います。
さらに最上位クラスになると特別問題も扱います。
演習量が違うのに、さらに基礎レベルと応用レベルで問題の質が想像上に違います。
塾の指導に従っていたら、上位クラスへ上がるのはほぼ不可能です。
上位クラスに上がるためには
上位クラスに上がるためには、応用問題をママ塾やパパ塾で教える必要があります。
家庭学習の負担はかなり大きいです。
だからといって塾のスパイラル学習を信じていたら、回を繰り返すたびに上位クラスとの差は広がる一方です。
どこかで差を縮める必要があります。
個別指導を利用する
ママやパパが教えることが難しい場合は、プリバートやグノリンクなどの個別指導塾を利用することになります。
SAPIXの室長によるとプリバートを利用する生徒はネットの情報ほど多くはないそうです。
ただ応用問題を見るとママやパパでは教えられないような超難問ばかりです。
個別指導塾やプロ家庭教師に頼りたくなる気持ちがよくわかります。
編集後記
某塾の説明会に参加しました。
カリキュラムは把握てしていましたが、各クラスの授業内容の差がこれほどあるとは想定外でした。
下位クラスから上位クラスに上がるには、上位クラスの子ども達より5倍以上の勉強をするか、個別指導を利用するしか方法はなさそうです。
高学年になり高額のプロ家庭教師に依頼するよりは、低学年の間にしっかりと基礎となる土台作りに専念したほうが家計にも優しそうです。