『東大医学部卒ママ医師が伝える 科学的に正しい子育て』が発売
光文社新書から『東大医学部卒ママ医師が伝える 科学的に正しい子育て』が発売されます。
医学論文を約170本リサーチした森田麻里子さんが、世界の最新研究をもとに、子どもを持つ母親や赤ちゃんの健康のために気をつけるべきことなどを徹底解説します。
ネット上にある記事は個人的な体験談も多く、極端な意見も多いです。
『東大医学部卒ママ医師が伝える 科学的に正しい子育て』では具体的な研究内容を示しながら教えてくれます。
東京大学医学部卒、ママとしても奮闘中の医師ということで話題になりそうです。
子どもにとってテレビや動画は「悪」は間違い
アメリカの研究によると、3歳未満のときにテレビを見ていた時間が多ければ多いほどわずかに読解力や語彙力テスト、短期記憶のスコアが低下していました。
しかし語彙力については3歳から5歳時点でのテレビ視聴時間が多いほど、わずかに上昇していました。
また3歳から10代のときにセサミストリートなどの教育番組を見ていると、男の子は高校の成績が良くなるという研究もあります。
いい内容のコンテンツであれば、2最から3歳以降にテレビやタブレットを利用するのは良い影響があるのかもしれません。
言うことを聞かないときは体罰もやむをえないは間違い
体罰の効果は薄いことがわかっています。
ある調査で母親が数日間レコーダーを身につけ、録音された会話が分析されました。
複数の家族で体罰がおこなわれていましたが、言葉で子どもに伝えたわずか30秒後に体罰がおこなわれていました。
そして10分後には子どもは同じ行動を繰り返していたのです。
また体罰は子どもを「攻撃的」にしたり、子どもの「脳」を委縮させることも研究でわかってきています。
ジェット式ハンドドライヤーは衛生的は間違い
ある論文ではハンドドライヤーやペーパータオルを使ったときに、周りに飛び散るウイルスの量を比較しています。
するとウイルスの量はペーパータオルと比べて、温風式ハンドドライヤーでは60倍以上、ジェット式ハンドドライヤーでは1,300倍以上になっていたのです。
そのうえジェット式ハンドドライヤーでは3メートル離れた場所にもウイルスが飛散しており、手を乾かしてから15分経ってもウイルスが空気中にただよっていたのです。
『東大医学部卒ママ医師が伝える 科学的に正しい子育て』が発売
光文社新書から『東大医学部卒ママ医師が伝える 科学的に正しい子育て』が発売されます。
東京大学医学部卒、ママとしても奮闘中の医師が世界の最新研究をリサーチして生まれた「使える」育児書です。
育児に迷わない、育児が楽になる1冊になりそうです。