問題は何回も解く
問題集は何回も繰り返し解くのが合格への鉄則です。
東京大学の合格者アンケートを見たことがあります。
その結果によると参考書や問題集は最低限に絞り、繰り返し何度も何度も同じ問題を解いています。
1000問を1回よりも、100問を10回解くほうが確実に力はつくようです。
キッズBEEのような思考力を試す問題でも同じことがいえます。
答えを覚える
答えを覚えてしまうから同じ問題を解き直すのは無意味だという意見もあります。
確かに優秀なお子さんほど答えを覚えてしまいます。
問題を見た瞬間に「答えは32」と回答してしまうかもしれません。
そんな無意味な学習方法を本当に東京大学に合格するような受験生たちが採用するでしょうか。
答えよりも大切なもの
答えが正解か不正解かは、家庭学習では実は大切ではありません。
そもそも子どもは勘が鋭いので、選択肢の問題だと適当に選んで正解にたどり着く子もいます。
それよりも大切なものがあります。
それは思考過程です。
どう考えて正解にたどり着いたかをチェックするのが2回目以降に重要なことです。
子どもに解説してもらう
お子さんにとって同じ問題を解くことは大変な作業かもしれません。
同じ問題を繰り返し解くことは、大人でも大変なことです。
とくに好奇心旺盛な子は、とにかく新しい問題を解くことに喜びを感じます。
その場合は、お子さんが先生役になり、問題の解き方を授業形式で解説してもらってください。
先生役になってママやパパを教えることは、お子さんにとっては新鮮で楽しいはずです。
間違っていたり、解説が明確でない場合は、生徒役のママやパパは質問する形で修正や掘り下げてください。
編集後記
今回は問題を繰り返し解くことの大切さについて書いてみました。
わが家でも、子どもが先生役になり解き方を解説してもらっています。
今では算数だけでなく、朝日小学生新聞や読売KODOMO新聞などを題材にして、理科や社会についても解説してもらっています。