なぜライバルに勝てないか
同じ塾に通い、同じ問題集を使っているのに、なぜライバルに勝てないのか。
ネットでよく見かける質問です。
大学受験まで同じ塾
首都圏では学校は違っても、幼児教室から大学受験予備校まで同じことが多いです。
やはり知名度と実績がある幼児教室や塾に生徒は集中します。
少し前に『ルポ塾歴社会 日本のエリート教育を牛耳る「鉄緑会」と「SAPIX」の正体』という本が話題になりました。
SAPIXから鉄緑会、そして東大というルートは今や王道になっています。
関西でも浜学園から鉄緑会に入り、東大や京大に進む子が多いです。
ただし王道ルートでさえも、同じ大学、同じ学部に入れる可能性は低いです。
同じ問題集で先取り学習
低学年で先取り学習に使う問題集はほぼ決まっています。
最レベ、トップクラス問題集、スーパーエリート問題集の3冊です。
3冊すべてを制覇する子は少なく、最レベかトップクラス問題集のどちらか1冊の子が多いです。
通塾している子は別として、他の問題集を使っている子はかなり少数派です。
勉強法には再現性がない
同じ塾と同じ問題集を使っているのに、なぜ同じ結果にならないのか。
勉強には再現性がないからです。
子どもが持っている能力はもちろん、環境もひとりひとり違います。
問題集を2周すればマスターできる子もいれば、4周する必要がある子もいます。
もちろん勉強には再現性がないからといって、完全オリジナルな勉強法をすると成功確率は大きく下がります。
いまはブログで幼児教育から大学受験まで、さまざまな情報を入手することができます。
また大手中学受験塾も入塾前であっても。個別教育相談に乗ってくれる教室もあります。
子どもの能力や環境を1番よく知っているのはママやパパです。
自分の子どもにあった学習法をママやパパが選んであげることが大切です。
編集後記
同じ塾に通い、同じ問題集を使っているのに、なぜライバルに勝てないのか悩みます。
子どもの個性に合った勉強法をママやパパがブログ等で見つけて、サポートしてあげたいです。