グノーブルで中学受験
中学受験塾を検討する中、グノーブルという選択肢も考えています。
グノーブルはSAPIXの先生が独立して作った塾です。
そのためグノーブルはSAPIXの進化系とも言われています。
説明会に参加してテキストを見ましたが、本当にわかりやすく素晴らしいです。
また首都圏でひとり勝ちが続き生徒数が増え続けるSAPIXに対し、手厚さの部分で不安に思う保護者も一定数いるようです。
グノーブルは先生と生徒の距離も近く、積極的にアプローチすることにより中学受験の不安も解消できます。
グノーブルは5年生でも週2回
グノーブルのサイトを見て、1番驚いたのが5年生でも週2回の通学だということです。
SAPIXは週3日で90分×2コマ、20時に授業が終了します。
それに対してグノーブルは週2日で80分×3コマ、21時まで授業があります。
終了時刻が気になりますが、比較的近いエリアにグノーブルの校舎があるので通塾は問題なさそうです。
ただ女子の場合は、ひとりで電車を乗り継いでの通塾は心配です。
トラブルに巻き込まれると受験どころではなくなります。
わが家は共働き家庭なので週3回以上になると送迎が難しく、週2回の通塾は理想的です。
理系科目と文系科目でクラス分け
グノーブルは理系科目(算数・理科)と文系科目(国語・社会)でクラス分けがあるようです。
女子の場合は文系科目が得意でも、算数や理科が不得意な子もいます。
わが家も文系科目は得意ですが、理系科目に対して少し苦手意識があるようです。
苦手科目の授業についていけなくなり、どんどん苦手意識が高まる可能性もあります。
そう考えると4科目の合計点でクラス分けは適正とはいえないかもしれません。
入塾をする前に、どういう基準でクラス分けが実施されているのかも要チェックです。
課題が多く家庭学習の負担は大きい
グノーブルに通塾中のブログを読んでいると、他塾に比べて家庭学習の負担は大きいです。
低学年からきちんと家庭学習の習慣を身につける必要があります。
また理科や社会の進度も早いようです。
季節講習に期間中も理科と社会は通常通りカリキュラムが進むので注意が必要です。
編集後記
SAPIXではなくグノーブルという選択肢を考えています。
カリキュラムを考えると3年生から通塾する必要がありそうです。
国語も記述メインで女子最難関をめざすのに最適です。
逆に国語の出題形式が記述メインでない中学校を志望する場合は、国語が負担になるかもしれません。
ただ新傾向の大学入学共通テストを考えると、中学校受験で身につけた記述力は大学受験でも大きなアドバンテージになりそうです。