答案が返却
SAPIXの7月入室テストの個人成績票と答案が返却されました。
過去の投稿で入室テストの答案は返却されないのではと書いていました。
1年生ということもあり、まだまだ不正確な記事が多く謝罪しておきます。
国語の記述の洗礼
SAPIXの記述問題は難しいと聞いていましたが、1年生から洗礼を受けました。
答案を見ましたが、国語の記述問題が2問とも部分点のみでした。
やはりSAPIXの記述問題で満点を取るのは厳しいです。
ざっと解いてみましたが、1年生とはいえ記述に関してはハイレベルな解答が要求されます。
正答率は25.2%と13.5%とかなり低いです。
とはいえ上位を狙うなら正解しなければならない数値です。
市販教材では記述の部分点を取る訓練はできません。
記述問題の点の取り方に関しては東進の国語講師のノウハウが1番参考になります。
ただテクニックを教えてしまうと、あと伸びどころか失速する可能性もあります。
エッセンスをかなり薄めて、「こういう解き方もあるんだよ」とアドバイスしていきたいです。
算数は満点で当たり前
成績表で1番驚いたのが算数です。
100点が78人もいます。
実力で最上位クラスを勝ち取るためには、算数は満点を取る必要があります。
小学校受験でペーパー慣れしている子には簡単な問題なのでしょう。
1番難しい問題の正答率を見ても、31.2%と高めでした。
家庭学習をしていると、思考力系の問題を軽視しがちになります。
思考力系といっても、地頭は特に関係ありません。
思考力系の問題をたくさん解いて、パターンに慣れれば解ける問題ばかりです。
個人成績票に関して
個人成績票は詳細なデータで、今後の学習の指針になります。
ただ正答率がソートされていて、非常に見にくいのが残念でした。
正答率50%の問題は落とさないなど、目標を決めてテストに取り組んで欲しいというSAPIXからのメッセージなのかもしれません。
メッセージは素直に受け入れて、次回からテストを受ける時はきちんと目標を決めたいです。
編集後記
SAPIXの7月入室テストの個人成績票と答案が返却されました。
それにしても算数の満点が78人とは、SAPIX生のすごさを1年生から見せつけられました。
6年後もSAPIXのひとり勝ち状態は続いているでしょう。