数年後をめどに紙幣を刷新
政府が数年後をめどに1万円札などの紙幣の肖像画を変える準備に入ったというニュースが飛び込んできました。
新紙幣の肖像画は1万円札が渋沢栄一、5000円札が津田梅子、1000円札が北里柴三郎です。
中学受験に限らず一般教養として、この3人の伝記は読んでおきたいです。
新紙幣の肖像画1万円は渋沢栄一
1万円札は第一国立銀行や東京証券取引所など多くの企業を設立・経営した実業家の渋沢栄一に決まりました。
1984年に聖徳太子から福沢諭吉になって以来の変更です。
渋沢栄一の伝記漫画を調べたところありませんでした。
伝記漫画ではありませんが、『渋沢栄一のこころざし』は渋沢栄一の人生が読みやすくまとまっています。
また渋沢栄一の代表作『論語と算盤』は読んでおきたい1冊です。
こちらは子ども向けである『こども 論語と算盤』がおすすめです。
新紙幣の肖像画5000円は津田梅子
5000円札は津田塾大学の創始者の津田梅子に決まりました。
5000円札の肖像は2004年に新渡戸稲造から樋口一葉になりました。
津田梅子はNHKの大河ドラマ『八重の桜』で知った人も多いはずです。
『津田梅子 六歳でアメリカに留学した女子教育のパイオニア』は、わが家の本棚にもあります。
岩倉使節団に加わりアメリカ留学した時、津田梅子は6歳でした。
本当に驚きの経歴です。
新紙幣の肖像画1000円は北里柴三郎
1000円札は「近代日本医学の父」として知られている北里柴三郎に決まりました。
読み方は「きたさと しばさぶろう」です。
ペスト菌を発見するなど医学の発展に貢献した人物として、よく知られています。
1000円札の肖像は2004年に夏目漱石から野口英世に変わっています。
コミック版世界の伝記シリーズの『北里柴三郎』は、研究の大切さを知って欲しいと誕生日にプレゼントした思い出の1冊です。
編集後記
数年後をめどに紙幣を刷新するというニュースが飛び込んできました
中学受験の時事問題だけでなく、一般教養として渋沢栄一、津田梅子、北里柴三郎の伝記は読んでおきたいです。
残念ながら渋沢栄一に関しては、伝記漫画は出版されていませんでした。
新紙幣を手にする頃には、各出版社から渋沢栄一の伝記漫画も出版されるでしょう。